突然のご報告となりますが、2月21日(土)から9月上旬にかけてガイドツアーを休業いたします。 半年ほど箱根を離れ、北欧・フィンランドへ自己研鑽に行ってまいります。

今の社会の中で、どこか自分の「居場所」を見つけにくいと感じている人が多いように思います。
私自身の原点は、幼少期に過ごした住宅地の「空き地」や公園の隅っこにあります。そこは決して壮大な自然ではなかったけれど、自分で何かを発見し、主体的に関わった、私にとって唯一無二の「愛着がある場所」でした。
これまで大学や仕事を通して、自然について学び続けてきました。けれど今、私が一番大切にしたいのは、知識として教わる自然ではなく、何より「自分が自然とつながった」と実感できる瞬間です。 「特別な場所だから大事にする」のではなく、「自分が関わったからこそ、愛着が湧き、かけがえのない居場所になる」。これは自然保護においても、何より大切な原点だと思うのです。
そんな視点や楽しみを皆さんと共有し、箱根を「もう一つの居場所」にできるガイドでありたい。そのために、私自身も一度「原点の自分」に帰り、自然と人が密接に関わり合うフィンランドで学び直してきます。
現地では、お客様のさまざまな自然での過ごし方に寄り添えるよう、知識や経験の引き出しをさらに増やしてくるつもりです。
この想いは、私一人が作ったものではありません。 「自分のペースで楽しめた」と歩みを共にしてくださったお客様。「帰ってからも自然の観察がしてみたくなった」という言葉をいただくたび、皆さんの日常に自然への愛着が芽生える瞬間に立ち会えたことが、何よりの喜びでした。
箱根の自然保護について語り合い活動してきた仲間たち。そして、移住者という「ソトモノ」の私を温かく迎え入れ、大切な思い出や自然への切実な想いを預けてくださった地元の皆さま。 箱根をただの観光地ではなく、そこに生きる人や動植物、訪れる人、それぞれの「自分たちの居場所」にしたい。
帰国後は、この研修で得たものを糧に、初心に帰って再出発いたします。その一歩として、ツアーの内容はもちろん、SNSなどの発信媒体も一度真っさらに。リニューアルも検討しながら、また新しい気持ちで、皆さまと繋がれる形を整え直すつもりです。
皆さまと共有してきたこの「愛着」とともに歩むガイドであるために、精一杯自分を磨いてきます。先の見えない不安も正直ありますが、皆さまにいただいた言葉を糧に、精一杯頑張ってきます。
また皆さまと箱根の森を歩ける日を楽しみにしています。
またお会いしましょう。いってきます!